アトピー治療のためのアドトラーザの投与から6ヶ月が経過。この記事は、その効果、副作用についての記録です。
アドトラーザとは何か、アドトラーザ投与開始からの体験談についてはこちら。
2ヶ月目の経過観察はこちら。
夏の間日本に里帰りをし、あっという間にもう9月も後半。
アドトラーザ投与開始から6ヶ月目となってました。
アドトラーザの必要本数を処方してもらい、日本へ冷蔵で持ち帰り、
滞在中も投与を続けました。まとまった期間のフィードバックします。
6ヶ月目の肌の状態
肌への効果
- 体全体がすべすべで綺麗
- 掻いて色素沈着があったところも、薄くなり目立たない
- 顔、とくに口周りの赤みや、皮むけがある
- 痒みはほぼなし。唯一、首が時々痒くなる
肌のコンディションは全体的にとても良い。
唯一、気になるのは顔。
猛暑による暑さや汗が関係するのか、赤みや痒みが出てくることがあった。
そこで、別件で日本の皮膚科を受診した際、ついでに相談。
痒い時用にはステロイド、炎症が治ってきてからは、予防の意味でJAK阻害薬(コレクチウム)をしばらく毎日塗りましょう。
アドトラーザは原則、塗り薬と併用して使う薬ですからね。
イタリア国外にいるため、主治医にはしばらく診察してもらえない。
顔に湿疹が出る、というのがとてもイヤだったので、気持ちを優先して薬を塗ることに。
そして、涼しくなった9月現在、赤みはほぼ引き、皮向けも落ち着いてきた!
顔の肌トラブルがある人なら誰でもわかると思うけれど、すっごく嬉しい。
顔、というのは本当にストレスだから。
イタリアの主治医は、ステロイドは肌が薄くなる副作用があるから
必要最低限にし、強い肌の再生を促そうという方針。
アドトラーザが私にはとても合い、肌の状態がいいのもあって、ステロイドと併用は
しないという方針にしたのだと思う。
あと1ヶ月ほどで診察があるから、主治医にも報告しよう。
副作用
- 結膜炎の症状は時々あり
- 免疫抑制の影響か、喉の痛みが出て風邪を引いた
定期検診もかねて眼科を受診したところ、抗アレルギーの点眼薬を処方してもらう。
症状がある時のみ使用とのこと。
今回、咽頭炎のような喉の痛みに、発熱もあったのが気になった。
ちょうど家族みな風邪を引いていたし、単に風邪がうつっただけかもしれない。
コロナだった可能性もある。
けれども、免疫抑制の影響で風邪をひきやすくなってるのかな、という印象が強い。
投与開始は春だったけれど、これから季節は冬に。
免疫抑制剤を使い続けるというのは、結構デメリットもあるんだな、というのが今の正直な気持ち。
これから投与の間隔を開けるのか、それとも投与を中止するのか、肌の状態はどうなっていくのか。
今後主治医の指示が気になるところ。
アドトラーザ投与間隔
投与間隔は、今も規定通り2週間に2本。
でも、旅行などの予定と重なったりして、2週間以上空けたことも。
投与から2週間経つと痒みが出てくる、ということが全くなくなったので、
うっかりしていたのもあり。それだけ調子がいいという証拠でもある。
2週間+3〜5日になった時も、肌に変化はなかった。少なくとも自覚症状はなし。
アドトラーザ投与6ヶ月目 経過観察まとめ
アドトラーザ以外のケア
砂糖控えめ、自然な感じで続行中
砂糖、小麦、乳製品を控え、和食中心の食事しっかり摂ることを心がけていたけれど、
日本滞在中は、出かけることも多くかなりゆる〜く。
一つ気づいたことは、今までは日本に帰るたびに、パンやスイーツを食べるのが楽しみで、
切らさず買っていたのに、今回は買う頻度が大幅に減った。
なぜなら、体が欲していないから!
もちろん、自分の好物を買ったり、頂き物を楽しんだりはするけれど、量と頻度が激減。
肌のためのサプリ摂取
ブラックカラントオイルと腸内細菌サプリは、イタリアに戻ってから手元にあるものがなくなり、実はしばらく忘れていた。
「特に冬に入る前にきちんと飲んで」という主治医の言葉を思い出し、またせっせと継続中。
ビタミンD3も、これからは日光を浴びる時間が少なくなるし、肌だけでなく、
心身の健康のために、きちんと摂るつもり。
新たなスキンケア用品の導入
肌の調子が良くなったので、新たなスキンケア用品も導入。
- 日焼け止め Beauty of Joseon Relief Sun SPF50+PA ++++
- キュレル 湿潤化粧水 III とてもしっとり
- LUSH パワーマスク(mask ofmagnaminty)
日焼け止め Beauty of Joseon Relief Sun SPF50+PA ++++
日焼け止めは、長年ヨーロッパの薬局コスメ(ラ ロシュポゼなど)を気に入って使ってきたけれど、最近イタリアでも韓国コスメが売られているのをみて、Beauty of Joseonを使ってみることに。
この日焼け止め、すごくいい!
乳液のように軽く肌に馴染み、保湿してくれる。全く日焼け止めっぽくないのに、それでいてSPF50!
日本製品のようなテクスチャで、イタリアで買えて値段もお手軽。リピート確定。
キュレル 湿潤化粧水 III とてもしっとり
キュレルは、肌が荒れている時用に、低刺激の化粧水を日本で買って帰ろうと思い、ネットの評判を見て購入。
化粧水自体、そもそもヨーロッパではあまり売られておらず、私も使ったり使わなかったり。
調子がいい時は、フェイスマスクで代用する。
刺激を感じないし、しっとり肌が吸い付く感じ。
日本製品は手に入れるのに手間がかかるので、イタリアで手に入るものばかりを選んできたけれど、
詰め替え用もあるし、こちらもリピ予定。
LUSH パワーマスク(mask ofmagnaminty)
LUSHパワーマスクは、以前も使っていたものをリピート。
イタリアでも買える、安心の自然派コスメ。
今回LUSHの店員さんと話していて、グリーンクレイが入っていることを知る。
実は私、しばらく前からフランスのグリーンクレイを気に入って使っている。だからこのパワーマスクも好きだったのか・・・と納得!
低刺激なのに古い角質をしっかり取り除き、洗い流すと肌がしっとり。
さすがLUSH。もちろん、肌が荒れていない時を選んで使用。
これらの新しいコスメについては、また別記事で詳しく。
アドトラーザ投与6ヶ月目まとめ
痒みはほぼなくなり、肌の調子が良くてアトピーがあることを忘れるほど。
日本の異常な暑さでも、大きく肌が荒れることがなかった。
特に日本は軟水だし、いろんな温泉に行ったのもあり、しっとりスベスベに!
肌全体がしっとりとして、正常な皮膚が戻ってきたことを実感する。あとは、顔の皮膚のターンオーバーだけかな。
いつも冬になると肌が荒れるけど、今の状態ををキープ&さらに改善するのが目標。
- サボり気味だったサプリをしっかりとる
- 引き続き食生活の見直し(栄養改善)
- 睡眠時間と質の確保(毎日7時間)
- 運動と血流改善のマッサージ時間を増やす
次の主治医との診察まで2週間ほど。
荒れた夏の生活を立て直していきます!
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