アトピー治療のためのサプリ3選

アトピー治療のためのサプリ3選 皮膚科での治療
この記事では、アトピー治療のため皮膚科医に処方された、3種類のサプリメント(ビタミンD3、乳酸菌、カシスオイル)について書いています。実際に服用しているサプリの成分、1日の必要摂取量について紹介し、サプリの選び方もわかるようになっています。

皮膚科P先生に処方してもらったのは、ビタミンD3、乳酸菌、カシスオイル

言われた摂取量を、きっちり三ヶ月間飲むと肌が整った!

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ビタミンD3

皮膚科医から処方されたビタミンD3は、イタリアのメーカーABIOGEN社のDIBASE、10.000U.I/ml 液状タイプ。

ビタミンD3の摂取目安量

毎週決まった曜日に週一回、30滴を三ヶ月間

一滴に250U.IのビタミンD3を含むので、一回の摂取量の目安は7.500U.I.

備え付けの紙には、一日の摂取量の上限が4.000U.Iと記載されているので、P先生に指定された一日の摂取量は、週に一度とはいえ一日の規定用量より大幅に上回っている。

ビタミンD3のサプリメントをオンラインで探すと、多くは5000U.I/mlなど、私に指定されたものと比べて濃度がかなり低い。

肌を整える目的でビタミンD3を摂取したい場合は、濃度に注目するのがポイント

ビタミンD3って何?

主に皮膚が紫外線にさらされることで合成される、ビタミンDの形態の一つ。

魚やきのこ類、卵などの食品やサプリメントからも、摂取することができる。魚の消費量が減り、日常的な日焼け止めの使用もあり日光にあたる機会が減った現代では、特に冬場の潜在的ビタミンD欠乏状態の人が少なくないと言われている。

ビタミンDは、カルシウムの吸収促進や骨の代謝に欠かせない栄養素。さらに免疫力を向上させ、アレルギー症状を改善させるとことも近年明らかになっており、肌のバリア機能を高める働きもある。

ビタミンDは、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンも増やすことがでるんだって!

美肌のために紫外線を悪物扱いしがちだけど、特に冬場は心身の健康のために一日20分程度の日光浴をすること、日々魚などを食べることも心がけたいね!

おすすめのビタミンD3サプリ

10.000IUで高濃度。摂取目安量が一日一粒で、ソフトジェルだから飲みやすそう。一瓶120粒で、皮膚科医P先生から指導された摂取目安期間のちょうど三ヶ月分なところも良い。

日本一時帰国の時に高濃度のものが手に入らなかったらどうしようと思ったけれど、メーカーも選べて一安心。

乳酸菌

処方されたのは、イタリアのMontefarmaco社 lact 5 の耐酸性カプセルの乳酸菌。

ラクトバシラス(酪酸菌)、ビフィズス菌、カゼイ菌、バチルス•コアグランスに加え、亜鉛、ビタミンB群が含まれている。

乳酸菌の摂取目安量

空腹時一日一回一錠、月に20日間

メーカーが指定している摂取目安量は一日二回とあるので、皮膚科医に指定された摂取量は少なめ。

乳酸菌って何?

乳酸菌は、腸内に多く存在する細菌で、腸内細菌叢を健康な状態に保つのに役立つことが知られている。

乳酸菌の摂取が免疫系のバランスを調整し、アレルギー反応を抑制する効果が期待できる。

せっかく乳酸菌のサプリを摂っても、うまく吸収できるための腸内環境がないと意味がない!

腸内環境を荒らす小麦や砂糖の摂取を減らすこと、普段の食事で糠漬けなどの発酵食品や善玉菌の栄養となる食物繊維をしっかりとることも心がけたよ

おすすめの乳酸菌サプリ

今イタリアで摂取している乳酸菌のカプセルは、複数の菌を合わせたタイプ。似ているサプリを探してみたところ、ラクトバシラス(酪酸菌)、ビフィズス菌など生きた7種類の菌を配合しているBIONUSが良さそう。

ナットウキナーゼ、ビタミンB群を含むマルチビタミン、体内で善玉菌の働きを助けるオリゴ糖も含む。生きた菌が腸まで届く耐酸性カプセルで、摂取目安量が1日一錠なところも手軽で良い。

自分も飲むついでに、日本の家族にも飲ませたい。

カシスオイル

処方されたのは、イタリアSIKELIA CEUTICAL社のSTRIBESS PERLE、ソフトカプセルタイプ。

一粒744mg、30粒入り

カプセルの中はカシスオイルのみの配合で、成分はオメガ6必須脂肪酸のリノール酸、γリノレン酸、オメガ3必須脂肪酸のαリノレン酸、ステアリドン酸。

カシスオイルの摂取目安量

一日三回、毎食時一粒。三ヶ月間

カシスオイルって何?

カシスはカシスの種子から採れるオイルで、必須脂肪酸であるγリノレン酸を豊富に含む。カシスオイルのほかにボラージ草、月見草の植物性油など、ごく限られた食物のみ、多くのγリノレン酸を含んでいる。

デヴィッド•ホロビン博士の研究によると、アトピー性皮膚炎患者の血中にはγリノレン酸がアトピー性皮膚炎を持たない人と比べ、50%しかないとのこと。γリノレン酸には抗炎症作用があり、皮膚からの水分蒸発を防ぐ効果が認められている。つまり、γリノレン酸を補うことにより、乾燥肌を改善し、皮膚のバリア機能を強化すると言われている。

カシスオイルは、γリノレン酸とαリノレン酸両方をバランスよく含んでおり、より高い効果が期待できる。日本でももっと広まるといいのに!

おすすめのカシスオイルサプリ

カシスオイルは英語でブラックカラントオイル。日本での知名度が低いせいか、あまり商品数がない中、iHerbで個人輸入できるなら安心(アメリカの製品だけれど韓国からの発送)。1粒1000mgの高含量のため、摂取目安量が1日1−2粒で済むのも良いところ。

イギリス産のオーガニックのカシスの種を、新鮮な状態でイギリス国内の搾油工場で低温圧搾。その後日本国内のGMP認定工場にてソフトカプセルに充填するというこだわりっぷり。脱色などの精製をしていないため絞りたての深緑をしており、NORA ORIGINALSという会社のオリジナル商品。

一粒250mgのため、摂取目安量が1−9粒と多くなってしまうのが難点だけれど、こんな高品質のカシスオイルサプリが日本で手に入るとは。飲み比べに最適。

アトピー治療のためのサプリまとめ

皮膚科医から処方された3種類のサプリ、ビタミンD3、乳酸菌、カシスオイル。

アトピーで敏感肌の改善を目指して摂取し始めたけれど、調べれば調べるほどメリットは皮膚以外にもたくさん。腸活にもなるし、免疫機能の強化、メンタルの安定など、全て繋がっている!

アトピー治療のためのサプリメントの費用

いくら肌のためとはいえ、気になるのがサプリの費用。

イタリアで処方されたサプリ三ヶ月分(皮膚に塗布する薬、保湿剤は除く)を概算すると、三ヶ月でおよそ230ユーロ。一ヶ月で76ユーロ(1ユーロ160円換算で約12,266円)。

ちなみに、日本で似た商品を買うと、なぜかカシスオイルの費用をものすごく抑えられるので一月位5,500円前後になりそう(選ぶ商品によって増減)。ちょうど処方されたメーカーのものは、入手が難しくなってきてるから、これを機に変えてみようと思っている。

これを高いと取るか、安いと取るか?

ヒリヒリと皮膚が痛かったり、湿疹が顔に出て人に会いたくなかったり、痒みでイライラしたり、眠れなかったりという辛い時のことを考えると、少しでも肌が改善するなら、予防できる効果があるなら、適切な費用だ、というのが私の結論。

もちろん効果は人によって様々。それは薬でないのならなおさらのこと。元々、薬はできるだけ常用するのを避けたいと思ってるし、栄養補助食品をとる事によって、自分が本来持つ自然治癒力を高められたら一番いいのでは、と思う。

サプリを取り入れ、適切な睡眠、食事、運動で日々体を整えることができれば、薬をやむなく服用することを避けられるかもしれないし、何より日々体調良く、気分良く過ごせれば安いもの‼️

サプリをサボった、その後の結果…

三ヶ月サプリをきっちり服用し、肌が回復した後は、しばらく調子よく過ごしていたのでサプリを中断。その2年ぐらい後となる、今から数ヶ月前、急激に悪化してしまい、また皮膚科医P先生の元に助けを求めに。

悪化した要因は、別に色々とあったのだけれど、診察に行ってP先生が一言。

皮膚科医P先生
皮膚科医P先生

久しぶりだけど、処方したサプリ、飲んでた?

実は、飲んでなかったのです…ちょっと前まで調子良かったし、先生三ヶ月って言ってたから。三ヶ月、というのは効果が出て来るまでの目安だった模様。

皮膚科医P先生
皮膚科医P先生

基本飲んでおくほうがいいよ、冬のビタミンD3なんて特に。
私もいつも飲んでるよ!

実は先生もアトピー持ちで(皮膚科医あるある)、サプリをいつも飲んでるんだとか。

今年からはきっちり飲むと決意。反省。

次記事は、サプリ摂取と並行して始めた新薬について。それでは!

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